我々は「Mission」から始まった会社である。
通常の会社は、「事業」から始まる。
“こういう事業をやりたい”、
“こういう事業が儲かる”と考え、会社を設立する。
そして、その「事業」に適合させる形で「組織」を形成する。
“この事業を行う上ではこういう組織体制であるべきだ”、
“こういう人材を採用すべきだ”と。
そして「事業」が拡大していくと、
「組織」を統制していくために、
“自分たちは何を目指している集団なのか”、
“社会にどのような価値を提供し続けていくのか”、
といった「Mission」と言われる言葉を創り上げていく。
しかし、考えてみて欲しい。
後から決められた「Mission」に人は紐付くだろうか。
限りある人生の時間を投下し続けられるだろうか。
その結果、「事業」は廃れ、
それに「組織」が適応出来なくなり、
会社は衰退していく。

改めて言おう。我々は「Mission」から始まった会社だ。
社会課題を是正し、解決出来るだけの
影響力を持てる会社を創造する。
その、高尚且つ高難易度の「Mission」を実現するためには、
常に変化に対応し、
他者を圧倒出来る、
強い「組織」を創らねばならない。
強い「組織」が、時代やマーケット、
顧客の要望の変化に対応しながら
「事業」を創造し続けていく。サービスは廃れるが、
強い「組織」は廃れない。
我々が「Mission」を実現する為には、何事にも揺るがぬ、
強い「組織」が必要だ。

では、「組織」の成否はどこで決まるのか。
それは「組織」を形成する「人」であると、
我々は信じて疑わない。
圧倒的な能力に加え、「Mission」に最大級の共感を示し、
本気で「Mission」を達成するために
人生を掲げられる人間の濃度が
濃ければ濃い程、
上っ面ではない、真の意味で強い組織が
形成出来るのではないか。
そう考えると、「人財採用」に関しては、全社一丸となり、
命を賭けてでも取り組まねばならない、
最重要事項であるのだ。

我々の未来は人財採用のレベルによって
大きく左右されると言っても過言ではない。
「組織」は我々にとって最強の武器であり、
採用は我々にとってまさに「命」なのだ。
会社が100人、1,000人、10,000人になっても、
人財採用が我々にとって経営の
最重要事項であるということは普遍的な哲学であり、
未来永劫変わることのない思想である。

仕事の醍醐味の一つ、それは優秀な人財と働くことである。
自分よりも優秀、自分にないものを持っている、
そういう人間達と一緒になって
大きな壁に立ち向かって行く瞬間に、
人は何事にも代え難い、
最高の高揚感を得る。
トム・クルーズ主演の映画『ザ・エイジェント』で、
男性が好きな女性にプロポーズする際に
「You complete me.」という言葉を使う。
直訳すると「あなたがいて私は完成する」だ。

採用とは、つまりそういうことではないだろうか。